日本第四紀学会
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日本第四紀学会が主催・共催・後援するイベント

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2023年日本第四紀学会 学会賞・学術賞記念講演会のお知らせ

講演会ポスター(pdf 2.2MB)

  • 期日:2024年2月17日(土)9:30〜12:30
  • 参加方法:Zoomによるオンライン講演会,無料(非会員の方でも参加できます)
  • 申し込み方法:
    以下のリンクにある申込みフォームから,2月16日(金)までに事前登録を行ってください。登録後,ミーティング参加に関する情報の確認メールが届きます。
    https://us06web.zoom.us/meeting/register/tZErde6prz8rH NC6mwFROmGG-uoVaMjET_Vv
    Zoom事前登録QRコード
  • プログラム
    9:30〜 9:35 開会挨拶
    9:35〜10:25 学会賞受賞講演 兵頭政幸会員
    「数十〜数百年スケールの地磁気逆転・気候層序」
    10:25〜10:35 休憩
    10:35〜11:25 学術賞受賞講演 池原実会員
    「南大洋の古海洋変動研究の成果と展望」
    11:25〜11:35 休憩
    11:35〜12:25 学術賞受賞講演 堀和明会員
    「完新世における沖積平野の地形発達と堆積システムの変化」
    12:25〜12:30 閉会挨拶

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海洋コア岩相記載武者修行イベントの参加者募集

 コア試料の岩相記載をしていて、こんな悩みをお持ちではないだろうか。「これは、通常の堆積層なのか、イベント層なのか」「どこからどこまでがイベント層なのか」「これは、テフラなのか、再堆積したものなのか」「同じものでも見る人によって、解釈が違う」「自分の岩相記載が正しいかわからないので、コア試料の堆積環境や年代モデル、古環境シグナルを解釈してはみたものの、どうも自信がない」。
 岩相記載に、悩みはつきないものである。かといって、自分の岩相を見る眼をアップデートしたいのにそうした機会は少ない。このような方にお薦めのイベント情報です。
 次世代の地球科学を担う人材育成の一環として、コア試料の岩相記載経験者(博士後期課程院生、PD)を対象に、これまで長年かけて何千メートルもの堆積層を見てきた岩相記載のスペシャリストを講師として招き、岩相記載武者修行イベントを開催します。我こそはと思う方、ぜひご参加ください。

  • 場所:高知大学海洋コア国際研究所(高知県南国市物部乙200)
  • 日程:2024年2月1日(木)〜4日(日)
  • 参加資格:記載経験者(堆積物から堆積過程や環境変化を読み取りたいと思う意欲のある方で、PDクラスまでを優先。十分な経験を積んでいる人は除く)
  • 人数:最大8名(応募時の応募動機、経験度などを考慮して選抜する)
  • 講師:池原 研(産業技術総合研究所)
  • アシスタント:加 三千宣(愛媛大学)・久保田好美(国立科学博物館)
  • 試料:別府湾コア試料、日本海溝コア試料
  • 内容(予定):
    1日目  9:00-12:00:ガイダンス;別府湾コア4セクション程度記載作業
    1日目13:00-17:00:記載作業の継続;観察のまとめ(1時間);各自の観察結果の発表
    2日目  9:00-12:00:グループでの討議(1時間)=何が問題かをまとめる;問題点について解説
    2日目13:00-17:00:日本海溝コア4セクション程度記載作業;観察のまとめ
    3日目  9:00-12:00:各自の観察結果の発表;グループでの討議
    3日目13:00-17:00:問題点について解説;2つのコアを並べて、意見交換
    4日目  9:00-12:00:2つのコアの記載作業を通じて、それぞれが大事だと思ったことを各自プレゼン=参加者間で議論;終了
  • 参加費:2,000円
  • 申し込み:以下のGoogleフォームから参加希望をお知らせください。
    https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfkWauYQKnlrvFsG7Ievrpta-aKa2xGKLVPQJHW-7pYHTGo9g/viewform
  • 募集締め切り:2023年12月11日(月)
  • 主催:日本第四紀学会・高知大学海洋コア国際研究所
  • 共催:日本地球掘削科学コンソーシアム(J-DESC)(予定)・日本堆積学会
  • 備考:宿泊は高知大学宿泊施設(厚生会館、高知県南国市物部乙200)を予定。また、参加者に対して旅費支援を検討中(詳細は上記Googleフォームを参照)。
  • 問い合わせ:愛媛大学沿岸環境科学研究センター 加 三千宣(kuwae.michinobu.mc@ehime-u.ac.jp)

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領域3(層序と年代基準)巡検「入間川沿いに露出する下部更新統仏子層の観察」
 悪天候のため中止にした日本第四紀学会2023年大会の専門巡検の代替企画です.

概要:関東平野西縁の丘陵部に露出する仏子層は,広域テフラを挟在しながら植物・動物化石が多産する海成層と淡水成層で構成されます.かつて仏子層の年代は150?100万年前と考えられていましたが,テフラ対比を中心とした層序学的研究の進展によって,現在では250?150万年前の地層であることが明らかになり,その年代観は大きく変わりました.仏子層は沿岸浅海成層と淡水成層の繰り返しからなりますが,年代観が更新されたことにより古環境変遷の地質学的意義を改めて考えることができるようになりました.本巡検では,主に加治丘陵の入間川沿いに露出する仏子層下部の露頭観察を通じて,層序,テフラ,産出化石や年代について観察・議論する機会とします.

  • 主催:日本第四紀学会・領域3(層序と年代基準)
  • 案内者:納谷友規・水野清秀(産総研・地質情報)
  • 参考地形図:2万5千分の1地形図「飯能」
  • 日程:2023年12月16日(土) 日帰り
  • 集合:西武池袋線仏子駅北口 9:30
  • 解散:西武池袋線元加治駅 15:30(予定)
  • 対象者:日本第四紀学会会員とするが学生の場合は非会員の参加を受け付ける
  • 定員:20名
  • 参加費:100円(保険料)
  • 申込方法:1) 参加者の氏名,2) 所属,3) メールアドレス,4) 当日連絡がとれる携帯の電話番号,をご記入のうえ,納谷(t-naya@aist.go.jp)までメールで連絡ください.2023年12月8日 17:00締め切り.

※小雨決行 ただし,前日の17時の時点で大雨などの荒天が予想される場合,中止を判断する可能性があります.また,天候の急激な悪化により当日中止を判断する可能性もあります.やむを得ず中止になった場合は2024年2月か3月頃に延期する予定です.
※昼食は各自持参ください.行程の都合上11時頃に早めの昼食を取る予定です.集合場所の仏子駅前にもコンビニエンスストアがあります.
※長靴を持参することを推奨します.特に,河床は滑りやすいのでスパイク付きの長靴を推奨します

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日本植生史学会・日本花粉学会 合同大会公開シンポジウム「南九州の森,火山,ヒト」

  • 主催:日本植生史学会・日本花粉学会
  • 共催:日本第四紀学会・領域4(人類と生物圏)
  • オーガナイザー:吉田明弘(鹿児島大学)

<趣旨>
 南九州は姶良カルデラや阿多カルデラ,鬼界カルデラなど多くの火山があり,第四紀以降には活発な火山活動が生じた地域である。とくに,この地域における森林の形成には,地球規模の気候変動による影響だけでなく,これらの火山の巨大噴火も大きな影響を与えたと考えられる。また,南九州には多数の縄文時代の遺跡が分布しており,古くからヒトによる植物の利用が行われていたものと推測される。今回のシンポジウムでは,南九州の森を中心にして,約3万年前における姶良カルデラの破局的な噴火以降に,この森が火山やヒトとどのように関わり合いながら現在まで形成されてきたのかをテーマに議論する。そこで,これまで南九州をフィールドにして活躍してきた各分野の専門家に登壇してもらい,これまでの研究成果を紹介してもらうとともに,各分野における到達点と課題について共有したい。

  • 開催日程: 2023年12月2日(土)13:00〜17:00
  • 会場:鹿児島大学稲盛会館 + オンライン(事前登録制)
  • プログラム
    本シンポジウムでは,以下の講演を予定しています(テーマ・演題は,すべて仮題です)。
    話題1 「南九州における現在の植生と植物の分布」
    鈴木英治(鹿児島大学国際島嶼教育研究センター・特任教授)
    話題2 「寒冷な時代にはどんな森があった? −最終氷期最盛期頃の植生分布−」
    三宅 尚(高知大学教育研究部・准教授)
    話題3 「南九州における植物珪酸体分析からみた完新世初期の照葉樹林の発達」
    林 尚輝(大阪公立大学大学院理学研究科・特任講師)
    話題4 「縄文時代後半から弥生時代の南九州における森林資源の管理と利用」
    能城修一(明治大学黒耀石研究センター・客員研究員)
    話題5 「南九州における縄文時代前半期の集落動態−火山噴火・気候変動と絡めて−」
    續ィ光博(九州大学比較社会文化研究院・特別研究者)

<事前登録について>
現地での参加はどなたでも可能で、事前登録は不要です。日本第四紀学会の会員は、オンライン視聴でもご参加いただけます(参加費無料)。
11/3(金)までに以下のリンクにある申込みフォームから,事前登録を行ってください。登録後,ミーティング参加に関する情報の確認メールが届きます。
事前登録URL:
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdg1YLNEquL4O7JBKQ5tScxUV84GigaAk2l9qYYlk_8YBs11Q/viewform?usp=sf_link
シンポジウムの詳細、最新情報は、以下の大会ホームページをご確認ください。
大会ホームページ
https://hisbot2023.main.jp

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